「第4世代の「iPod Shuffle」をレビューしてみるよ」

私なんかは音楽再生プレイヤーはiPod nano派だったわけですが、液晶ありきの音楽再生プレイヤーは液晶のI/Fに頼りすぎていて、操作する前に液晶を目で見なければいけないという不便さが使っているうちにだんだん顕になってきたので、液晶ナシという前提でデザインされたShuffleはどんなもんかいな？ ということで、4代目Shuffleを購入してレビューしてみるわけです。

コレが届いた状態。・・・実は一度開封してしまったので再現しているんですが。横のiPhoneは一応サイズ比較用。ケースと比較しても仕方ないですね。

開封してすべてを取り出した状態。iPod Shuffle本体を固定しているプラ素材の板が地味に外しにくいので注意。どうしても外れない人は、カッターの刃を板の溝に差し込めばうまく外せます。iPhoneは付属しません(笑）

これが本体。酷使してる感じの写真で申し訳ないんですが、サイズは29.2×31.6×厚さ8.7mm。重さは12.5グラム。イヤフォンの方が重いです。

iPhone4（カバーで2mmほど大きいですが）との比較。

本体を上から見た状態。左側がイヤフォンジャック兼 専用USBケーブルの差込口。充電もここから行います。なお、iPadやiPhoneを充電するのに便利なeneloop mobile boosterはiPod Shuffleでは使えませんのでご注意。

中央より少し右にあるのがVoiceOver機能。一回押すと現在再生中のアーティストと曲名、二回押すとバッテリーの残量を音声で知らせてくれます。長押しするとプレイリストを選択できます。液晶がないだけにこのあたりの操作が洗練されているのは嬉しいです。

最後に右のスライド式のボタンですが、一番内側（写真の状態）はシャッフル再生、真ん中が曲順再生、一番外側が電源OFFになります。

そして裏側。クリップ状になっています。強度はありますが、何かを長時間（何ヶ月も）挟みっぱなしだとユルくなるかも。買おうと思ったタイミングではAmazonではマーケットプレイスの在庫しかなくAppleStoreの金額よりも高かったため、AppleStoreで買いました。その時入れた刻印は平たくいえばカイジに登場する名言「今日だけ頑張る」をそれっぽく英訳したものですｗ

これが付属のUSBケーブル。まー思い切った短さです。本体が軽くなければできない長さですね。

長いものも売っているんですが、私はLogicoolマウスを買うとついてくる延長ケーブルに挿して使ってます。ちょっとカワイイ

可もなく不可もなくな感じのイヤフォンケーブルです。使ったことがありませんｗ

意味がありませんが、一応iPod nanoとの比較。初代nanoの電池替えてないなぁ。使わないからいいんですけどね。

今回のiPod Shuffleは12.5グラムしかないのでネックストラップなどを使わず、イヤフォンジャック＋クリップで裾に挟むといった使い方で持ちこたえることもできそうです。ネックストラップを付けると小型ボディである魅力が半減してしまうので、試行錯誤の結果、ベルトの穴を通す部分にクリップをはさむといい感じになることがわかりました。1mのイヤフォンを使用していける感じです。たまーーーーに、気付かずズボンを下ろしてしまうと「！」となるので、1.3mのイヤフォンとかあったらスバラシイんですが、あまり売ってないですね。

んで実際に外で使ってました。これがもう最高。曲を止めたいときや操作をロックしたいとき、すっとベルト部分のiPod Shuffleのボタンを押すだけってのがいいです。特に電車で座ってる時なんかはネックストラップのiPod nanoをごちょごちょと取り出して曲を選んで、、、という行為が実にまどろっこしく、隣の人にも不審がられてるんじゃないかという被害妄想（笑）が生まれたりしたんですが、Shffuleはこれがありません。電車に座って組んだ手の指の先がShuffleにちょうど当たるところに来るので腕を全く動かさずに操作できます。手探りでは操作できない不便さってのはiPhoneにもあるんですけどねぇ。例えば歴代のiPod、iPad、iPhoneで全盲者が使えるのってクラシックとShuffleだけですし。タッチパネル全盛ですから仕方のないことですが。