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東レの浄水器「カセッティ MK203X」を買ったのでレビューしてみるよ

東京の水は日本一安全とは言うけど、これだけ消毒用塩素&鉛臭ければ安全だろうなと思い知らされます。味は別問題ですよ。2007年に都内へ引っ越した当初から、水道水はとてもじゃないけど飲めない状態でした。新築なのでありえないと思いつつ、同年に配管もチェックしましたがおかしな所は無し。沸騰させてもとてつもなく臭くてたまらなかったんで水は絶やさずケースで購入してたんですが、先の大地震で水が手に入りづらくなったので、いよいよ浄水器を買ってみようと思ったわけです。

※画像クリックで拡大します。
買ったのは、価格コムでもAmazonでも一番売れていた東レの「カセッティ MK203X」(AA)。送料込みで7000円ちょいでした。

説明書によると、13項目のJIS試験方法で浄水能力クリア、とあります。ミネラルは残したまま、遊離残留塩素、濁り、トリハロメタン、融解性鉛、カビ臭、農薬、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムを除去してくれるそうな。ああ疲れた

内容物一覧。実にシンプル。

ポット形浄水器なども検討しましたが、保存するのに冷蔵庫を圧迫するのと、どちらにしてもランニングコストがかかるので、レビューで評判のいいこの製品にしました。

タンクで浄水できる残量を表示する液晶がついてます。右側のレバーで原水、原水(シャワー)、浄水を切り替えます

各種蛇口と接続する為の部品が揃っています

これがタンク。約900リットルの水を濾過してくれます。1日10リットルの使用で3か月もつ計算です。カートリッジ単体では3千円ちょいで、2個セット(600リットル×2)もあります(AA)。900リットル用だと重くて蛇口に負担がかかるかも? という不安がある人は600リットル推奨です。よっぽど古くないとこれが原因で蛇口が壊れるといったことはありませんが。

まず最初に、本体部分に電池を入れます。付属のコイン形電池と、電池格納部分のフタを外すための部品を出します

サイドにある電池格納部分にはめこんで、回すとフタが取れます

フタ側に電池をはめ込みます

フタを戻して終了。しっかり閉めましょう

次に、蛇口に合った取り付け用部品(泡沫アダプタ)を付けます。ちなみに特殊な蛇口(シャワー付き、センサー付き、先が変形しているもの)の場合付けられないのでご注意。一般的な賃貸住宅ならば問題ないはずです

自分の使ってる蛇口の経が判る実寸図もついてます

蛇口側の泡沫キャップを外しました。ここ、よく外して洗うんですが、1週間もするとこの有様です

うちの場合はBタイプの泡沫アダプタ(3つ上の写真でいうと一番右上の)でした。これをどう付けるかというと……

本体の上部に付いている取り付けナット(銀色の輪っか)、その中の固定用リングを外します

外れた状態。Bタイプの場合は固定用リング(右側の白いの)は使いません

ねじ状にになっている部分を上にした泡沫アダプタに、取り付けナットをかぶせた状態

泡沫アダプタを蛇口に取り付けます。回しにくい場合は電池のフタを開けるときに使った器具がそのまま使えます

そして今度は本体と「取り付けナット」を回して繋ぎます

これで本体の取り付けが完了

最後にカートリッジを取り付けます

奥に倒した状態で本体に差し込み……

手前に起こします。これで完成。超簡単!

最初はリセットボタン(右側の緑)を長押しすることで初期化されます。左側のボタンは900リットルタイプ以外のカートリッジを使うときに、初期残量を変更するためのボタンです

右側のレバー的なもので浄水、シャワー、原水を切り替えられます。これがシャワー(原水)

原水

浄水

肝心の味ですが、これが効果てきめん。バッチリ飲めるようになりました(少なくとも味の面では)。これまで沸騰させても残っていた嫌な味がまったくしなくなりましたよ。もちろんミネラルウォーターの味には及びませんが、これならば常用の飲料水として使えそう。半身浴してる最中にミネラルウォーターをガバガバ飲んでたんですが、水道水でいけるかもしれませんw

ちなみに「浄水」は当然ながら殺菌用の塩素が取り除かれた状態の水です(菌が繁殖しやすい)ので、カートリッジの水の出口を清潔に保っておくことが非常に重要です。

一応「個人の感想ですよ」と胡散臭い通販番組と同じ文言を置いておきますが、ガチでオススメです。7000円と失敗しても痛くない金額ですので、自宅の水が不味い! という人はぜひお試しください。



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